« こちらは夏模様 | トップページ | DVD 聖者の眠る街 »

2016年5月31日 (火)

映画 殿、利息でござる ! 

歴女なる言葉が、いつ生まれたのかな?
大概、歴史は苦手が通り相場だったのにね。
大河ドラマを始め時代劇に人気男優が起用
されたことも大きな要因なのでしょう。

その人気に肖って歴史を取り上げる番組が
当然に多くなります。
中でも出演者で目立つのが、堺雅人の映画
「武士の家計簿」の原作を書いた磯田道史。

他、幾つかある著書の中に「無私の日本人」
なる著があるのですが、その中の一遍
「穀田屋十三郎」を映画化した作品が今回の

「殿、利息でござる!」なのです。
http://tono-gozaru.jp/

異色の名優、阿部サダヲが目立ちますね、
いつもの彼が縦横無尽に走り回って一本!
そういう映画だと思い込んでおりました。

全編を通したイメージを一言で表現するなら
「感動」以外にありません。
長年、親を恨み弟を妬みしていた事の次第の
真相が明らかに成り、自身の積年の間違いに
気付かされたとき、観ている側だって思わず
泣けてしまうのです。

1770年代、現在の宮城県黒川郡大和町、
旧・陸奥国今村、吉岡宿は仙台藩の直轄領で
無かったために藩からの助成金が無く重税に
苦しみ、このままでは疲弊し、いずれ此の地
は滅びるとの危機感を持った村の有志が資金
を出し合い伊達藩に預ける、その金利により
村人の負担が無くなる。
史実から、その経過が綴られます。

なにかと見どころが満載です。
事の真相を知らず誤解し長年に渡り遺恨した
心の闇が晴れるとき、
観ていて貰い泣きをしました。

適材適所、キャスティングが見事です。
ときの流れですね、竹内結子が呑み屋の女将
草笛光子さんは変わらぬ見事な安定感。

私が好きなのは堀部圭亮、統治職にある武士
なる者は、こうあるべきです。
こんな時代に生まれなくて皆さん良かったですね。

村の有志の一人、原作にもなった穀田屋十三郎の
末裔は現在も家業を続け、映画のラストでは現代
の店の外観の様子も映り出されます。

村の為に尽力した有志が史実にあるように、
この映画も見事なまでに、出演者が協力し合った
作品に仕上がりました。

そうそう、フィギアスケートの羽生さんが出て
話題になっていますね。

エンディングからタイトルクレジットの最中に
流れたのがRCサクセションの「上を向いて歩こう」
でした。

27762


|

« こちらは夏模様 | トップページ | DVD 聖者の眠る街 »

コメント

綺麗なバラを見せてもらいました。
音楽を聴いて、最近自然に足が動いてる自分にびっくり!!
おう~~なんか・・うれしかったです。自分に
曲の名前は?なんでしょうか?・・・

投稿: まこ | 2016年6月 5日 (日) 17:39

あれは著作権フリーのBGM用に
用意されている中から選択したもので
タイトルとか無いんじゃないかな?
短い旋律を上げたり下げたり繰り返して
いるものですね。
バラの散歩道、とでもしましょうか^^

投稿: y | 2016年6月 6日 (月) 07:59

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




« こちらは夏模様 | トップページ | DVD 聖者の眠る街 »