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2016年7月 4日 (月)

映画 カーテンコール

昭和を振り返るコンセプトが他分野において
広がりを見せているけれど、自分にとって
身近に感じるのは、やはり映画となる。
昭和30年代の映画黄金期に感受性豊かだった
年代を過ごしただけに現在に置いても色濃くに
当時の記憶が引き出せる。

浅田次郎の原作を映画化された
「オリオン座からの招待状」も当時を振り返さ
せる名画だったが、いまGyaoで取り上げら
れている「カーテンコール」も懐かしい雰囲気
が漂っている。

 映画 カーテンコール 

内容は、下関に実存した映画館に関わります。
映写機のトラブルから中断した間を持たせる
思いで舞台に立った従業員、それが意外と人気
を博し毎回のことになる。
その男を真田丸で佐助を演じている藤井隆。
やがて、藤井を慕い映画館に通う奥貫薫。

ふたりは、やがて恋仲となり娘も生まれる。
映画界の隆盛時代だけに、映画館も増設されて
幸せな家庭生活が永遠に続くと思えたけれど、
やがてテレビの普及とともに次第に斜陽化する。
やがて男は解雇、妻も病死で一家が離散。

そういう様子が綴られ、その男のその後を
知りたいとの投書から、これは記事になると
伊藤歩が演じる雑誌編集記者が動き出す。

下関は伊藤の故郷であり取材を進めてゆく流れ
の中で哀しい物語が秘められていたことを知る。
概略はこのようなものです。

スパイダースに居た井上堯之さんが出ていると
知り観始めたのですが、そうか、こういう役か
とキャスティングの妙を感じました。

子供の頃に通った二流館は、幕間に歌を歌う方が
居ました。
古賀メロディなどを歌っていました。
子供心に、こんなの必要なのかと思ったものですが
そういう方も毎日を送る為の日銭を稼ぐ生活の糧を
得るのに必死だったのでしょう。

ハンセン病、在日、ヘイトスピーチ、ほか諸々
切ない境遇にならざるをえなかった方々も多く
おられることでしょう。
多くを学んだはずなのに
いつまで経っても変わらない世の中、
理解し合える仲ほど
大事なものは無いと感じる映画でした。

カーテンコール プレビュー


Kc


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